老化の進み具合は腸内環境次第

細胞を傷つけなければ老化はゆっくり進む

人の体を構成している細胞の数はトータルで60兆個といわれていて途方もなく膨大な数です。神経細胞などの一部を除くこれらの細胞は日々細胞分裂を繰り返していて、古くなった細胞は生まれ変わっています。

ところが、細胞が生まれ変わる回数には限界があります。歴代の長寿といわれている人たちは110歳~120歳で亡くなっていることから、正常な細胞を保つことができたとしても120歳前後が細胞の限界なのではないかと考えられます。

細胞の中にある染色体の末端にはテロメアと呼ばれる物質が存在しています。細胞が分裂する毎にテロメアの長さは短くなっていき、ある長さになると分裂を停止してしまいます。このことからテロメアは「分裂の回数券」とも呼ばれており、長寿の人たちの年齢と関係しているとも考えられています。

ところが、細胞を余計に傷つけて分裂の回数券を無駄遣いしてしまうと老化を早めてしまいます。

細胞を傷つけると考えられる主な原因

  1. 細菌やウィルス感染による細胞の炎症
  2. 免疫異常やアレルギーによる細胞の炎症
  3. 糖尿病や高血圧などの生活習慣病に伴う細胞の死滅

1.細菌やウィルス感染

胃がんや子宮頸がん、肝臓がんのリスクを最も高めるのはウィルスによる感染であることが分かっています。胃がんであればヘリコバクター・ピロリ、子宮頸がんであればヒトパピローマウイルス(HPV)、肝臓がんであれば肝炎ウィルスです。

その他にもがんのリスクを高めるウィルスは存在しますが、いずれにせよこのようなウィルスに感染するとウィルスが住みついている箇所の細胞の炎症が長年に渡って持続します。

その結果感染箇所における潰瘍化やポリープ化、萎縮化を引き起こしやがて癌化してしまうのです。胃がんの原因であるヘリコバクターピロリは、感染後であっても抗生物質による除菌が可能です。子宮頸がんの原因であるヒトパピローマウイルスは、ワクチンによる予防が可能です。

肝炎ウィルスについては、A型からE型まで種類がありますがA型、B型についてはワクチンによる予防が可能となっています。

2.免疫異常やアレルギー

炎症性腸疾患であるクローン病や潰瘍性大腸炎は、免疫システムの異常によって自らの臓器(特に消化器)を攻撃することで細胞の炎症を繰り返す病気です。

難病に指定されていて残念ながら根治することはできませんが、薬物治療によって症状を抑えることができるようになっています。

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アレルギーも免疫異常の1種ですが、特定の物質に対して過剰な反応を起こす症状です。本来人体には無害である花粉に対して過剰な反応を示す花粉症が近年増えている病気ですが、副鼻腔炎(蓄膿)や喘息、アトピー性皮膚炎、食物アレルギーなどがあります。

3.生活習慣病

生活習慣病の代表格ともいえる糖尿病は、細胞のエネルギー源であるブドウ糖がインスリンの働きの低下によって細胞に取り込むことができなくなり、血管中の糖分が常に高い状態になる病気です。

細胞の老化という観点からいくと、糖尿病が本当に怖いのは合併症です。血液中の糖分が常に高い状態にあると血管の弾力性を奪うとともに血液がドロドロになって血液の流れが悪くなってしまいます

血液の流れが悪くなると細い血管(毛細血管)が集まる箇所に影響が出ます。例えば網膜や腎臓や脳などに影響が出ると最悪の場合は失明や腎不全、脳梗塞を引き越します。血流が悪くなり細胞に必要な酸素や栄養分が十分に運ばれなくなると細胞が死滅してしまうのです。

高血圧も同様です。常に高い圧力に晒された血管は弾力を失い硬化してしまいます。硬化した血管は血流が悪くなるだけでなく最悪は破裂してしまいます。血管の老化は結果として体全体の老化を早めてしまう原因になります。

まとめ

以上に挙げた病気を発症してしまった場合は、医師の診断を受け適切な治療を行うことが必要です。大切なのはこのような病気のリスクを未然に下げる生活に取り組むことでしょう。

ウィルスや細菌の感染及び免疫異常を予防するためには体内の免疫力を向上させるとともに正常に保つことが重要です。腸内には体全体の約60%の免疫細胞が存在しています。

これらの免疫細胞は腸内の善玉菌によって働きが活性化することが分かっています。また、乳酸菌によってはアレルギーの様な過剰な免疫反応を正常化する働きの種類もあります。

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さらに、アレルギーや免疫の異常はスナック菓子や菓子パン、インスタント食品に多く使われている植物性油脂の過剰な摂取が関係していることも指摘されています。

植物油脂とアレルギーの関係

いわゆる生活習慣病が寿命を縮めて老化を早めてしまうことはもはや説明するまでもないでしょう。腸内の微生物群の顔ぶれ(腸内フローラ)が太りやすい体質と関係があるとの報告もありますが、最も基本となるのは摂取カロリーの適正な管理です。

肥満は腸内環境のせい!?

以上の事から腸内環境の改善は単に便通を整えるだけでなく、免疫や体質など体全体に様々な良い影響を与え、結果として細胞の老化を遅らせることができると考えられるのです。

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