揚げ物で油を摂ると便秘解消になる?

揚げ物で油を摂ると弊害が多い

便秘がちな人が油を積極的に摂ると便秘解消につながると言われています。それは、油が腸内で潤滑油のような働きをするために便の滑りが良くなるという理由からです。

油にも色々種類がありますが、例えば唐揚げやポテトフライのような揚げ物に含まれている油でも便秘解消の効果があるのでしょうか。

ところで私の体質は、普段は便秘気味で食べ過ぎたり冷たい物を飲み過ぎたりするとてき面に下痢するタイプです。確かに揚げ物をたくさん食べると便がゆるくなることが多いです。単に消化不良でゆるくなっているだけかもしれませんが結果として「出ている」ことには間違いないでしょう。

しかし、揚げ物で油を摂ると色々と問題もあります。

揚げ物の油はアレルギーの原因の一つ

一般的に揚げ物に良く使われるキャノーラ油やサラダ油にはリノール酸やオレイン酸と呼ばれる脂肪酸の種類が含まれています。このうちリノール酸は体内で作り出すことができないので食事で摂取する必要がある必須脂肪酸の一つです。

しかし、リノール酸は摂りすぎると体の炎症を高める為アレルギーや炎症が原因の病気(潰瘍性大腸炎やクローン病)の原因となるとする論文もあります。

コンビニに並んでいるお菓子、即席麺、菓子パン、ドレッシングなどの原材料を見るとほぼ全てに植物油脂やマーガリンが記載されています。

これらの油にもリノール酸を含んでいるのでこのような食品を普段口にすることが多い人が、揚げ物を積極的に食べるとリノール酸を摂り過ぎている可能性が高くなります。

揚げ物はAGEが高い

皮膚や眼球、髪、筋肉など私たちの体はタンパク質を材料に作られています。皮膚や血管の弾力を保っているコラーゲンもタンパク質の1種ですが、この弾力を失わせ老化させる原因が糖化と呼ばれる現象です。

糖化はその文字から連想される通り糖分が関係していて、血液中の余分な糖分とタンパク質が結合しAGE(終末糖化産物)という物質が作れれて蓄積することでタンパク質の機能が低下してしまう現象です。

食品にもAGEは含まれていて、特に高温で調理された揚げ物やパンケーキなどの食品に多く含まれます。

悪玉菌を増やす原因に

個人差はもちろんあると思いますが揚げ物と聞いて真っ先に連想するのは、唐揚げやトンカツでしょう。個人的にはどちらも大好きな料理ですが、油を摂る目的であえて積極的に食べるとタンパク質が過剰になる可能性があります。

タンパク質は腸内悪玉菌の大好物なので、過剰なタンパク質をせっせと分解しインドールやスカトールなどの有害物質を作りだします。せっかく便秘解消のために油を摂ろうとしたのにかえって腸内環境を悪化させては本末転倒です。

油を摂るなら揚げ物ではなく魚がおすすめ

油は、大きく飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸の2種類に分けられます。不飽和脂肪酸は一価不飽和脂肪酸と多価不飽和脂肪酸に分けられ、多価不飽和脂肪酸はさらにオメガ3とオメガ6に分けられます。

少し乱暴な分け方ですが、動物由来の油は飽和脂肪酸、植物油来の油はオメガ6、魚由来の油はオメガ3とイメージしても差し支えないでしょう。

オメガ3とオメガ6の油はどちらも食事で摂取する必要のある油ですが上でも触れたようにオメガ6は摂りすぎになりやすい油です。

一方オメガ3は、特にサバやアジなどの青魚に多く含まれる油(DHAやEPA)なので青魚が苦手な人はほとんど摂取できていないかもしれません。

オメガ3はオメガ6の働きである炎症作用を抑える働きがあります。また、皮膚のしわやたるみの予防効果、血流の改善、生活習慣病の予防効果など健康維持に欠かせない油です。

ですから、便秘解消のために油を摂るならオメガ3を摂ることをお勧めします。

オメガ3の摂り方

オメガ3を普段の食事で摂るなら、青魚を食べるのが手っ取り早いでしょう。青魚以外ではエゴマ油やあまに油にもオメガ3が含まれています。

エゴマ油やあまに油に含まれるオメガ3はαリノレン酸と呼ばれる種類で、体の中でDHAやEPAに変換されます。傷みやすい油で調理に向かないためあまりスーパーでは見かけませんでしたが、最近はオメガ3の重要性が注目され見かけるようになってきました。

私もあまに油をスプーンで飲んでたことがありますが、いかんせん不味いです。魚のような生臭さがあるので飲み物やドレッシングに混ぜても味を完全に消すのは難しいかもしれません。

オメガ3を新鮮な状態でカプセル化し飲みやすくしたサプリもあるので魚が苦手な人は試してみて下さい。

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