乳酸菌の摂取が肌荒れを防ぐ理由

悪玉菌が優位になると肌荒れ原因物質を吸収してしまう

腸内には膨大な数の細菌が住みついていて、細菌の活動によって宿主である人は良くも悪くも様々な影響を受けます。腸内細菌は人に与える影響に応じて良い影響を及ぼす善玉菌、悪い影響を及ぼす悪玉菌、免疫が正常であれば何の影響も及ぼさない日和見菌の大きく3種類に分けられます。

腸内細菌の種類と働き

悪玉菌は、肉類を食べて吸収したタンパク質をエサにして有害物質であるアンモニアを作り出します。アンモニアは無毒化するために腸から一旦吸収され肝臓で解毒された後尿として排出されます。

ちなみに女性にはあまり関係ないかもしれませんが、筋トレをしながらプロテインを飲んでいる人は、タンパク質を摂り過ぎないように食事で摂取するタンパク質の量を計算してプロテインの量を調整しています。その理由はアンモニアを解毒する際に肝臓に負担がかかるためです。

悪玉菌は、アンモニアの他にも便の匂い成分であるインドールやスカトールといった腐敗物質も作り出します。このような毒素や腐敗物質は便によって速やかに排出されれば大きな問題になりませんが、悪玉菌が優位な環境になると腸内に滞留し腸内環境を悪化させたり、腸から体の中に吸収されたりします。

リーキーガット症候群
悪玉菌が作り出す毒素や腐敗物質によって腸の粘膜が炎症をおこし薄くなった状態。通常腸の粘膜は、栄養素が消化によって細かい分子レベルまで分解されたものしか吸収されないようにフィルターのような役割をしているが、粘膜が薄くなりフィルターの機能が低下すると未消化の栄養素や腐敗物質が吸収されてアレルギーなどの原因になる。

腸から吸収された毒素や腐敗物質は、血液に乗って全身を巡りますが新陳代謝には必要ない物質なので、肌から汗など共に排出されます。その際に肌を刺激して肌荒れを引き起こしてしまうのです。

髪の毛も同様です。髪の毛を分析すると有害物質であるカドミウムやヒ素、水銀などの重金属が検出されます。髪の毛は、添加物などを含んだ食べ物を食べることで体の中に取り込んでしまった有害物質を排出する働きがあるからです。

善玉菌はターンオーバーに欠かせない栄養素も生成

一方ビフィズス菌を始めとする腸内の善玉菌は、ビタミンB群やビタミンKを合成します。ビタミンB群は古くなった肌細胞が新しい肌細胞へと生まれ変わるターンオーバーに欠かせないビタミンです。

また粘膜の代謝にも欠かせないビタミンなので不足すると、ターンオーバーの不足に伴う肌荒れや口内炎ができやすくなるなどの問題が発生します。

ビタミンB群は、豚肉やレバー、納豆などに豊富に含まれていますが、現代人の食事はビタミン類が壊れてしまった加工品を食べる割合が多いため意外と不足しやすいビタミンです。

そのため、善玉菌によって腸内で合成されるビタミンB群は、食事によって摂取されるビタミンB群と合わせて不足しないようにするためにも美肌を保つうえで貴重な栄養素といえるでしょう。

まとめ

乳酸菌の摂取と肌荒れは一見すると直接つながらないような印象を持ちますが、上記のように善玉菌が優位な環境を保つためには乳酸菌の摂取が欠かせないと考えられます。従って、肌の外側からだけのケアでは思うように美肌への効果が出ない方は、まずは腸内環境を整えることが先決でしょう。

乳酸菌は、色々な種類がありますが腸内に定着して腸内に住みついている善玉菌を増やす効果が高い種類の乳酸菌は人によって異なります。また、種類の異なる乳酸菌を組み合わせて摂取することによって善玉菌を増やす効果がアップするケースもあるので複数の乳酸菌を摂取するのがお薦めです。

乳酸菌の働きと概要のまとめ【複数摂取のすすめ】

管理人おすすめの乳酸菌サプリと選ぶポイント

続けて飲めば効果を実感できると考える乳酸菌サプリを比較厳選して紹介。

乳酸菌だけでなく食物繊維やオリゴ糖も配合されたサプリがおすすめです。乳酸菌サプリを選ぶポイントも解説しています。

このページの先頭へ