ヤセ菌バクテロイデスを効率的に増やすことは可能なの?

バクテロイデスを増やすためにはデブ菌ファーミキューテスも理解しておく

バクテロイデスとは短鎖脂肪酸という物質を出して脂肪の吸収を抑えたり燃やしたりする腸内細菌です。逆にファーミキューテスは食べた物を分解して栄養やエネルギーに変えて吸収する働きをする腸内細菌です。

研究の結果、痩せている人にはバクテロイデスが多く、肥満の人には少ないということがわかっています。逆にファーミキューテスは肥満の人に多いと言う結果になっています。発見したジェフリー・ゴードン博士はバクテロイデスを「ヤセ菌」ファーミキューテスを「デブ菌」と名付けました。

バクテロイデスとファーミキューテスは腸内細菌の日和見菌に分類されています。腸内細菌の理想的な比率は善玉菌2:悪玉菌1:日和見菌7といわれていて、善玉菌と悪玉菌は腸内で常に勢力争いをしています。日和見菌は勢力争いの結果、優勢なほうへ加勢する特徴を持った腸内細菌です。

ですから、善玉菌が優勢になればバクテロイデスやファーミキューテスも腸内環境を良くする方向に働き、逆に悪玉菌が優勢になれば腸内環境を悪くする方向に働くことになります。

バクテロイデスではなくファーミキューテスが増える生活習慣

ファーミキューテスを増やしてしまう生活習慣は基本的に食事です。ファーミキューテスは食べ物を栄養やエネルギーに変えて吸収するのを得意とするので、単純に食事量が多くなるとファーミキューテスの働きも活発になります。ですからたくさん食べていれば自然に増えてしまうわけです。

特に脂肪の多い食事は注意が必要です。脂肪は炭水化物や炭水化物と比べると1グラム当たりのカロリーが多いので、ファーミキューテスがより効率よく分解・吸収させようとしてますます増加してしまいます。

以上のことから多すぎる食事の量はもちろん、脂肪分の多い欧米化した食事もファーミキューテスを増やす原因になってしまいます。バクテロイデスがエネルギーを消費するように働いてもそれを上回るスピードで吸収されるので太ってしまうわけです。

ファーミキューテスの働きに注目し少し小難しく解説しましたが、冷静になるとたくさん食べれば太るという単純で当たり前のことを書いたに過ぎません。

バクテロイデスを増やす方法は善玉菌を増やす方法と同じ

善玉菌、悪玉菌、日和見菌を含めた膨大な数の腸内細菌はお互いに影響を及ぼしながら腸内の環境を維持しています。ですから仮にバクテロイデスだけをサプリで摂取したとしても(現在のところそのようなサプリはありませんが)、あるべき腸内細菌バランスに徐々に戻っていくでしょう。

大切なのは個人個人が生まれながらに持っている望ましい腸内環境バランスに近づけていくということです。乱れた食生活やストレスで腸内細菌バランスは簡単に崩れます。

適正な食事量、乳酸菌や食物繊維の継続的な摂取によって善玉菌が優位な腸内環境に保つことがヤセ菌であるバクテロイデスがファーミキューテスより相対的に増えて効率的に活動する近道です。

ただし例外もあります

潰瘍性大腸炎などの腸の難病に効果を上げている治療法があります。それは健康な人の便を処理した上で移植するという方法です。

この治療は健康な人の腸内フローラをそっくり移植するという考え方で、アメリカでは一定の成果をあげています。この治療によってもともと正常体重の人が、肥満の人の便移植を受けることで明らかに太りやすい体質になったという報告があるようです。

ですから、逆に肥満の人にヤセ体質の人の便を移植すれば太りにくい体質になる可能性は十分にあるでしょう。

バクテロイデスを増やすには地道にやるしかない

便移植以外に、膨大な種類と数の腸内フローラを手っ取り早く入れ変える方法は現在のところありません。少しでも効率的に腸内細菌バランスを整えるためには、多様な乳酸菌や食物繊維、オリゴ糖などを一度に摂取することです。

最近の乳酸菌サプリは、配合されている乳酸菌の種類や量も多く食物繊維、オリゴ糖がセットになっているものも少なくありません。また医薬品に使用するような腸溶性カプセルを使用しているものもあります。

食事量の管理と合わせてこのようなサプリを上手く活用していきましょう。

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