続ける人は効果が分かる?ガセリ菌の注目ポイント

ガセリ菌は他の乳酸菌と同じように乳酸を作り出すことによって、腸内を悪玉菌が生息できない酸性の環境に保つ働きがあります。

悪玉菌を減らすことによって善玉菌が優位な腸内環境になるので、便秘や下痢の改善、免疫細胞の活性化などの効果も報告されています。

また、ガセリ菌は人の腸に多く住みついている乳酸菌なので口から摂取したとしても腸に定着しやすく、定着する時間が他の乳酸菌と比べて長いという特徴があります。

特に、ガセリ菌SP株という種類は腸まで生きて届き腸で生き抜く時間が長いということが科学的に確認されていて、ビフィズス菌と同様に多くのヨーグルトやサプリメントに配合されています。

さらにガセリ菌SP株には内臓脂肪を低減する働きがあるということが臨床試験で報告されています。腸内フローラと太りにくい体質の関係の記事でも紹介していますが、腸内細菌バランスと太りにくい体質は確かに関係があります。

しかし、ガセリ菌さえ摂取すれば自然と内臓脂肪が減っていくとは考えいない方が良いでしょう。臨床試験ではガセリ菌を食べるグループと食べないグループで皮下脂肪面積を比較していますが、ガセリ菌のヨーグルト以外の食事や運動条件などの詳細は不明です。

食事量をある程度管理したうえでガセリ菌を摂取すると、内臓脂肪の減少効果が高まるという程度に考えておくべきでしょう。

ガセリ菌はストレスに対抗する異色の乳酸菌

カルピスで有名なカルピス社が保有しているガセリ菌CP2305株という種類には、ストレスを和らげて心を落ちつかせる働きがあるということが確認されています。

一見乳酸菌とストレスは関係がないように思われますが、ストレスを感じるとお腹を壊してしまう人もいることから腸の働きと関係する乳酸菌がストレスを和らげるのも納得できます。

腸は第2の脳とも呼ばれるほど神経細胞が多く、脳と腸は複雑にネットワークを形成している神経細胞を介して体の機能を調節しています。(この腸と脳の関係を脳腸相関といいます)

ガセリ菌CP2305株は、脳腸相関に良い影響を与えると考えられていて、乳酸菌の持つ新たな機能として近年注目されています。

ストレスが和らげることによって脳腸相関に良い影響を与えれば、結果として神経性の下痢や便秘の改善に繋がることも期待できます。

例えばストレスによって腸の働きが変調をきたす病気に、過敏性腸症候群(IBS)という病気があります。過度なストレスを感じるとセロトニンという神経伝達物質が過剰に作られて、腸の働きが過剰になりすぎるのが原因です。

IBSは現在のところ薬による治療が基本ですが、今後ガセリ菌によるストレス軽減とIBSの症状緩和の関係について研究が進むことが期待されます。

ガセリ菌のおすすめ摂取法

ガセリ菌は人の小腸に多く住みついている乳酸菌です。小腸は胃でどろどろに消化された消化物から栄養を吸収する臓器です。

そして、大腸は消化物から水分を吸収して便を作る臓器です。大腸に留まる乳酸菌の代表格といえば、生まれてすぐに人の腸内に住みつくビフィズス菌でしょう。

ですから腸全体の環境を整えるためにも小腸と大腸の両方に留まる乳酸菌をセットで摂取するのがおすすめです。

乱れた食生活を続けることで出来上がった腸内細菌バランス(腸内フローラ)は数回乳酸菌を摂取した程度では改善されません。

小腸に住みつくガセリ菌とビフィズス菌などの大腸に住みつく乳酸菌を一緒にそして続けて摂取する人だけが効果を実感できるのです。

ガセリ菌とビフィズス菌配合のサプリを選ぶなら

ガセリ菌やビフィズス菌を一緒に配合した乳酸菌サプリの種類はそう多くはありません。

また、ガセリ菌は胃酸に強く腸に定着しやすい乳酸菌ではありますが、ビフィズス菌は胃酸に弱いため胃酸に強い耐酸性カプセルなどに配合されたほうがより腸内への到着率も高くなります。

そこでガセリ菌やビフィズス菌を配合したおすすめ乳酸菌サプリをレビューしましたので紹介します。

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