ガスが溜まってお腹が張る!3つの原因と対策はコレ

ガスだまりの原因と具体的な対策

私は、ガスが溜まることでお腹が張りやすいタイプではないのですが、家でくつろいでいるときのように職場でおならをするわけにはいかないのでお腹の張りを感じることはあります。

食事を取れば、胃や腸では様々な化学反応が起きるので必ずガスが発生します。また、呼吸によってある程度の空気が胃や腸に入り込むのでガスの発生自体を無くすことはできません

お腹が張って不快感が生じてしまう主な問題は、ガスの発生量が多くなる腸内環境やガスの排出がスムーズにできない腸の機能的な問題、ガスの排出(おなら)を我慢せざるを得ない生活環境にあるといえるでしょう

■ガスだまりでお腹が張る主な原因

  1. ガスの発生が多くなる腸内環境
  2. ガスの排出がスムーズにできない(ぜんどう運動が弱い)
  3. ガスの排出(おなら)の我慢

1.ガスの発生が多くなる腸内環境

腸内には善玉菌と日和見菌と悪玉菌の3種類の細菌が住みついていることはご存じでしょう。読んで字のごとく善玉菌は腸内環境を良い状態に保つ働きがあります。悪玉菌は逆に有害な物質をガスと一緒に出すため腸内環境にとっては良くない働きをします。

日和見菌は健康な腸内環境であれば良い働きにも悪い働きにもなならない無害な細菌ですが、悪玉菌が優位な環境になると腸内にとって悪い方向に働きが活発になり悪玉菌の様な働きをしてしまいます。

しかし、悪玉菌にも悪玉菌にしかできない働きがあります。悪玉菌は病原性の大腸菌が腸管から侵入するのを防いだり、食物繊維を分解してビタミンを合成するなどの善玉菌にはできない働きもあるのです。

従って、有害物質やガスを発生させる悪玉菌を完全に排除するのではなく(そもそもそんなことはできないですが)善玉菌が優位な環境を保つことで悪玉菌の働きを抑えることがガスだまりを防ぐ上で大切なのです。

善玉菌の代表格ともいえるビフィズス菌は、悪玉菌が嫌う酢酸を作り出し腸内を酸性の状態に保ちます。悪玉菌の働きを抑え込むのならやはり善玉菌のえさとなる乳酸菌やビフィズス菌を摂るのが先決です。

それと同時に悪玉菌の食糧経路を絶つことも大切です。悪玉菌は肉類に多いタンパク質やお菓子や油っこい食事に多い脂肪分を好みこれらをエサにして増殖していきます。

タンパク質も脂肪も必要な栄養素なので食べないわけにはいきませんが、問題はこれらに偏った食事になることです。特に食物繊維は2つ目の問題であるぜんどう運動にも関係しますが、善玉菌のえさになるため善玉菌を増やすとともに悪玉菌が出した有害物質を吸着して便として排出してくれます。

以上をまとめるとガスの発生を少なくするためには次のようなことに取り組むのがポイントです。

  • 乳酸菌を摂取して悪玉菌の増殖しにくい腸内を保つ。
  • 悪玉菌のえさとなる肉類や脂肪分の多い食事の割合を減らす。
  • 善玉菌のえさとなる食物繊維を摂取する。

2.ガスの排出がスムーズにできない

上でも書いたようにガスの発生そのものを全く無くすことはできません。従って、発生したガスが留まることでお腹が張らないようにするためには、おならとしてガスを出すしかありません。

ガスをスムーズに出すためには、腸のぜんどう運動を正常にする必要があります。便秘にも密接に関係しますが、ぜんどう運動が弱いとガスや便が肛門の方へ動いていきません。その結果ガスが留まるとお腹が張る原因に、便が留まると便秘の原因になるのです。

ぜんどう運動とは
腸の輪状筋と呼ばれる筋肉が収縮することで消化物を肛門へと送り出す運動。歯磨き粉をチューブから押し出すような動きに例えられる。

余談ですが、胃カメラの検査をするときは胃を膨らますために検査中空気を胃に送ります。私も何度か検査したことがありますが、検査後に胃を膨らますために入れた空気がおならとして何度も出るので検査後の問診で困った記憶があります。困ったと同時に腸が動いているんだなーと実感しました。

ぜんどう運動を正常にするためには、やはり食物繊維をしっかりと摂ることが第一です。食物繊維は腸を刺激してぜんどう運動を促します。日本人の食事摂取基準で目標量とされる約20gを毎日摂るのは結構大変ですが、食物繊維の多いきのこやごぼう、納豆などをうまく取り入れながらサプリで補助すると良いでしょう。

便秘薬に長年頼っている人は腸のぜんどう運動が低下している人が多いようです。特にアロエやセンナ、大黄などを含む便秘薬は自然なぜんどう運動を低下させるだけでなく大腸メラノーシスといって粘膜細胞が傷ついて大腸が真っ黒に変色する症状になってしまいます。

また、ある程度の腹筋も必要でしょう。腸の運動は自律神経によって自動で制御されていますが、腸を正しい位置にキープするためには腹筋も必要になります。スポーツなどに取り組む時間がないのであれば、個人的には体の中でも最も大きい筋肉を鍛えることができるスクワットがおすすめです。

3.ガスの排出(おなら)の我慢

男性であっても女性であっても人前でおならをすることは、恥ずかしいと思う方が多いでしょう。またマナーの問題もあるため我慢せざるを得ないのが実態です。

解決方法としてはトイレに行っておならをするしかありません。しかし、それでは元も子もないので必要以上に我慢するとどのような問題があるのかについて簡単にまとめておきます。

臭いおならの匂い成分はインドールやスカトールなどの有害物質が原因です。これらの成分はおならや便として排出されれば問題ありませんが、我慢し続けると腸から吸収されて血液にのって運ばれてしまいます。

このような不要な物質は、呼吸や汗などによって排出されます。呼吸で排出される場合は口臭となって表れますし、汗として排出される場合は、皮膚を刺激して肌荒れを引き起こす原因にもなるのです。

また、おならと一緒に便を我慢し続けると直腸まで便が下りてきているのに便意を感じなくなってしまう直腸性便秘の原因にもなります。

以上のような問題があるということを認識したうえで、おならをしたいと思ったらこまめにトイレに駆け込むのがお腹の張りを予防する方法です。

まとめ

ガスだまりによるお腹の張りを予防するためには、結局は腸内環境を改善するための取り組みと同じです。

  • 善玉菌を増やし悪玉菌を減らす
  • 腸の運動を正常にする
  • おならや便を出したくなったら出す

出来ることから取り組むのは大事なことですが、やはり根本的に改善させるためにはここにあげたようなことを総合的に取り組んでいくことが必要でしょう。結果としてガスだまりの改善だけでなく様々なよい効果を実感できるので少しづつ取り組んでいきましょう。

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